【顔タイプ別】たるみが気になったら取り入れたい美容医療施術
加齢とともに進行するたるみの原因は人それぞれです。型にはまった画一的な治療法では理想の仕上がりに近づけることはできません。
ココンベルクリニックでは患者さまの「顔タイプ」に注目し、顔立ちや骨格・脂肪のつき方の傾向から老化パターンを分類する「おまかせ美人(ベル)プラン」によるたるみ治療をおこないます。加齢による顔全体の変化を総合的に捉えたタイプ別の治療法は、患者さま本来の美しさを引き出し、自然で満足度の高い仕上がりを実現します。
- 1. 当院は“調和”のとれた顔タイプ別のたるみ治療を提供
- 1.1. 加齢によって現れるたるみの状態と原因
- 2. 顔タイプ別たるみ治療の方針と施術例
- 2.1. お顔全体の脂肪が多い「ふっくらさん」
- 2.1.1. ふっくらさんに向いているたるみ治療の例
- 2.1.1.1. RF(デンシティ)
- 2.1.1.2. HIFU(ウルトラセルZi)
- 2.1.1.3. 脂肪溶解注射
- 2.1.2. ふっくらさんのたるみ治療の症例
- 2.2. お顔全体の脂肪が少ない「ほっそりさん」
- 2.2.1. ほっそりさんに向いているたるみ治療の例
- 2.2.1.1. ヒアルロン酸注入
- 2.2.1.2. 肌育治療
- 2.2.1.3. ショートスレッド
- 2.2.2. ほっそりさんのたるみ治療の症例
- 2.3. お顔の部位ごとに脂肪量が異なる「ノーマルさん」
- 2.3.1. ノーマルさんに向いているたるみ治療の例
- 2.3.1.1. オーダーメイドの組み合わせ治療
- 2.3.2. ノーマルさんのたるみ治療の症例
- 2.4. 顔タイプ別たるみ治療なら「おまかせ美人プラン」
- 3. たるみ改善は定期的な治療がポイント
当院は“調和”のとれた顔タイプ別のたるみ治療を提供
たるみ症状の原因は一つではなく、個人差があり非常に複雑です。そのためHIFUやヒアルロン酸などによる単一のたるみ治療をおこなったとしても、改善に至らないケースも少なくありません。
たるみの原因は筋肉・脂肪・骨など複数の要因が絡み合っており、治療には個別のアプローチが必要です。ココンベルクリニックでは、患者さまの顔立ちを「顔タイプ」で見極め、加齢のパターンや悩みに応じた最適な治療をご提案いたします。
山本しおり院長が提唱する「顔フルハーモナイズ理論」と「増やす・持ち上げる・良くする・減らす」の4本の柱に基づいた、自然な美しさと個性を活かすオーダーメイド治療で、調和のとれた患者さまだけの美しさを創造します。
加齢によって現れるたるみの状態と原因
たるみの原因 | たるみの状態 |
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皮膚の弾力低下 | 加齢や紫外線によるダメージで、肌のハリや弾力を失い、皮膚がたるむ状態 |
脂肪の減少 | 皮下脂肪が減少することで、肌のボリュームが減り、シワやたるみが生じる |
脂肪過多 | 皮下脂肪が過剰に蓄積することで、顔や首のラインが丸みを帯び、たるみが生じる |
筋肉の衰え | 表情筋の衰えや、首や肩の筋肉の衰えによって、顔の筋肉が下垂し、たるみが生じる |
支持靭帯(リガメント)の衰え | テントの支柱のように皮膚を支えている支持靭帯が衰えることで、皮膚が下垂してたるみが生じる |
顔タイプ別たるみ治療の方針と施術例

お顔全体の脂肪が多い「ふっくらさん」
たぬき顔の”ふっくらさん”タイプは「丸顔」「顔全体の肉付きが良い」方のことを指します。実年齢より若く見え、可愛らしい印象である一方、加齢とともにフェイスラインがぼやけやすく、二重あごになりやすい特徴を持ちます。
支持靭帯(リガメント)の劣化や顔面骨の萎縮など、脂肪を支える支柱や土台が衰えることで脂肪が下垂しはじめることでたるみが生じやすいタイプです。マリオネットラインや段差の目立つほうれい線、ジョールファット(口角のたるみ脂肪)などは、ふっくらさん顔タイプに多くみられるたるみ症状です。
ふっくらさんに向いているたるみ治療の例
脂肪下垂がおもな原因となる”ふっくらさん”タイプのたるみ治療は、「減らす」と「良くする」のアプローチが中心となります。
RF(デンシティ)

デンシティはバイポーラとモノポーラ、2つのRF(高周波)を搭載したマシンです。ハリ改善と脂肪層の引き締めを得意とし、脂肪を原因とする頬のたるみや二重あごの改善に適しています。
バイポーラは真皮の浅い層に作用し、線維芽細胞を活性させコラーゲンやエラスチンの産生を促します。モノポーラは皮下脂肪の層に作用し、脂肪細胞をつないで安定させている結合組織を引き締めることで、優れたタイトニング効果をもたらします。
HIFU(ウルトラセルZi)

ウルトラセルZiは1つのカートリッジにドットモードとリニアモードを搭載するHIFUマシンです。コラーゲンの増生、脂肪減少作用、リフトアップ作用など幅広いエイジングケア効果をもたらします。
HIFUのドットモードとは超音波を点状に照射し、約60〜65℃の熱を真皮層から筋膜層までの各層へピンポイントに届けることができます。一方、リニアモードは超音波を線状に照射することが可能です。肌にダメージを与えることなく、不要な脂肪細胞を溶かして・代謝により体の外に排出することで、たるみの原因となる脂肪の減少を目指します。
脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は、脂肪細胞の膜を壊す薬剤を注入し、脂肪細胞を分解する痩身治療です。分解されて壊れた脂肪細胞は体内で代謝・排出されるため、部分的な脂肪減少が期待できます。特にフェイスラインやあご下など、ピンポイントの脂肪減少を得意とします。
脂肪溶解注射は脂肪吸引とは異なり、安全性が高くダウンタイムの非常に少ない治療法です。また、デンシティ(RF)やウルトラセルZi(HIFU)と組み合わせることで、優れた小顔効果をもたらすとされています。
ふっくらさんのたるみ治療の症例
頬骨付近の脂肪が多く、段差によりほうれい線が目立つ症例です。ウルトラセルZi(HIFU)のみの治療でも適切な照射法により、脂肪たるみの目立たないスッキリとした仕上がりを目指せます。
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After | Before |
お顔全体の脂肪が少ない「ほっそりさん」
キツネ顔の”ほっそりさん”の顔タイプは、全体的に脂肪が少なく逆三角形の輪郭と高さのある頬骨が特徴です。シャープで大人っぽい印象を与える一方で、皮膚が薄く、加齢によるボリュームロス(骨や皮下脂肪の減少)がそのまま老け感につながることも。骨格の立体感が目立ちやすいため、シワやこめかみの凹み、頬コケなどが現れます。
ほっそりさんに向いているたるみ治療の例
皮膚の薄さがおもな原因となる”ほっそりさん”タイプのシワ・たるみ治療は、「増やす」と「良くする」のアプローチが中心となります。
ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入の役割は皮膚のボリューム補充のほかに、衰えた支持靭帯(リガメント)の補強や、骨が萎縮した部位の補填が挙げられます。加齢とともに目立ち始める、こめかみや眉上の凹みなどをヒアルロン酸で丸みをつくり、皮膚に厚みを与えることで若々しい印象へと改善します。
肌育治療

肌育治療とは、肌そのものの質・機能・健康状態を底上げすることを目的とした美容医療アプローチです。一時的な改善を狙うのではなく、コラーゲンやエラスチンを増やすなど肌を内側から育てることで、ハリ・ツヤ・弾力を回復させ、加齢や外的ストレスに負けない強い肌をつくります。
当院では、非架橋ヒアルロン酸やPN(ポリヌクレオチド)製剤、アミノ酸、ビタミン類など、あらゆる製剤をご用意しております。
ショートスレッド

ショートスレッドとは、極細の短い医療糸を皮下に多数挿入し、肌のハリや弾力を高めるための美容医療施術です。一般的にはPDO(ポリジオキサノン)製の溶ける糸が用いられ、数ヶ月かけて体内で分解・吸収される過程でコラーゲンの生成を促進します。ハリやタイトニング作用が期待できるほか、糸による物理的なリフト効果もあり、ほっそりさんタイプ特有のシワやたるみを改善へと導きます。
ほっそりさんのたるみ治療の症例
スッキリとした美しい患者さまのフェイスラインを活かし、若々しい頬のふっくら感を作る施術をおこなった症例です。肌育治療・ヒアルロン酸・ボトックスの3つの注入剤のみで、以前よりも小顔になり、口元のたるみジワの改善が認められます。
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Before | After |
お顔の部位ごとに脂肪量が異なる「ノーマルさん」
”ノーマルさん”は、お顔の部位によって脂肪量のバランスが異なる混合型タイプです。例えば頬はふっくらしている一方で、こめかみや目の下は脂肪が少なく凹みがち、といったように部位ごとの差が見られるのが特徴といえます。このため加齢が進むと、フェイスラインのもたつき・目元のくぼみ・法令線・頬コケなど、複数のたるみ症状が同時に現れやすくなります。
ノーマルさんのたるみ治療では、「増やす・持ち上げる・減らす・良くする」といった4本の柱すべてによるアプローチを組み合わせ、顔全体のバランスを丁寧に整えることが重要です。
ノーマルさんに向いているたるみ治療の例
ノーマルさんは部位ごとに脂肪量が異なるため、たるみの症状も多種多様です。そのため「増やす」「持ち上げる」「良くする」「減らす」の4本の柱をバランスよく組み合わせた治療が必要不可欠となります。顔全体の調和を意識したオーダーメイド治療をおこなうことで、自然で美しい仕上がりへと導きます。
オーダーメイドの組み合わせ治療

ノーマルさんは顔の部位ごとに脂肪のつき方や加齢の進行度が異なるため、単一の施術ではバランスの取れた改善が難しい傾向があります。そのため、皮膚の各層や原因すべてにアプローチする「組み合わせ治療」が効果的です。顔全体を立体的に捉え、足りない部分は補い、多すぎる部分は減らす、または引き締めることで、自然で若々しい印象へと仕上がります。
組み合わせ治療①
HIFUでフェイスラインをリフトアップ+ヒアルロン酸で頬のコケを補う、など
組み合わせ治療②
RFと脂肪溶解注射で余分な脂肪をタイトニング+ボトックスでリフト効果、など
組み合わせ治療③
肌育治療による土台作り+HIFUおよびRFでリフトアップ+糸リフトで物理的にフェイスラインを整える、など
ノーマルさんのたるみ治療の症例
セッション1(おまかせ30)とセッション2(おまかせ15)による症例です。顔の余白が顕著に減少し、目や唇のパーツが大きく見えます。
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Before | After(5ヵ月後) |
顔タイプ別たるみ治療なら「おまかせ美人プラン」
当クリニックでは初診の患者さまにおいて「おまかせ美人(ベル)プラン15or30」のみ、ご予約いただいております。これは「顔フルハーモナイズ理論」という独自の考えに基づいており、各パーツではなく顔全体の調和を整えることで真の美しさを見出すという理念からです。
長期的に自然で調和のとれた美しさを実現するには、専門家による客観的な視点が不可欠です。このプランでは、カウンセリングを通じて患者さまの理想を把握し、お一人おひとりに最も効果的で優先度の高い施術だけをご提案しています。
たるみ改善は定期的な治療がポイント
老化は日々進行するものです。そのため、たるみ治療は一度で終わるものではなく、継続的なメンテナンスが重要といえます。ココンベルクリニックでは、患者さま一人ひとりの経過に寄り添い、長期的な視点で最適なプランをご提案。本当に必要な治療のみをご提案し、患者さまの美をサポートします。